┃不安な状況を解決したきっかけ
久保田さんは俳優という特殊な仕事をしているからこそ、体調を崩すことにはとても恐怖感があったという。更年期の様々な症状が出はじめてからは、婦人科に何度も通い、薬を処方してもらっていた。久保田さんがそんな更年期の症状を改善するきっかけになったのは、とある出会いだった。
いつもは気力で乗り越えようとしてたんですけど、いつかそれだけでなんとかならなくなったらどうしようって、ずっと思ってました。
仕事をいただけるのは嬉しいし、もちろん頑張ろうと思うんですけど、やっぱりこの時は体力に自信がなかったんです。お仕事をもらうと頑張らなきゃいけない!と自分で自分に喝を入れて励んでいました。
症状はなんとか改善したいと思ってたので、婦人科を受診して薬を飲んだり、サプリを飲んでみたり、とにかく自分でできることは試していました。
そうやっていろいろ探していた時、私の知り合いが「松田式ローヤルゼリー」を紹介してくれたんです。
はちみつが体に良いとか喉に良いとかはよく聞きますけど、ローヤルゼリーが更年期に良いというのは全く知りませんでした。
「松田式ローヤルゼリー」は、クインビーガーデンの創業者である松田正義によって作られたローヤルゼリーである。ヒト試験において更年期障害・自律神経失調症の症状に改善効果が見られたという結果が報告されている。
更年期障害・自律神経失調症に有効な松田式ローヤルゼリー>>
松田式ローヤルゼリーも更年期を改善するための手段のひとつとして、試してみることにしました。
そのあと、最初は明らかに汗の症状に悩まされることが減ったのに気づいたんです。
現場で他の俳優さんが「暑いです」と言って空調を下げているのをみて、「あれ?私はまだ大丈夫!」って嬉しくなりました。
そう感じ始めてから、いつの間にか悩んでた他の症状も気にならなくなっていって。
松田式ローヤルゼリーを生活に取り入れる前に更年期指数※のチェックシートをやってみたら、最初は81点という点数だったんですけど、4ヶ月経った今は33点まで下がったんです。
※簡略更年期指数とは‥更年期の症状の程度を点数化する指標
出典:小山ら 更年期婦人における漢方治療 : 簡略化した更年期指数による評価 (1992:9:30-34 産婦人科漢方研究のあゆみ)
▲久保田さんの更年期指数は4ヶ月で50点近く改善した
明らかに自分でも調子がよくなっているような感覚があります。
ずどんと重かったものが消えていくというか、重くのしかかってた膜が1枚ずつ剥がれていったようで、気づかないふりをして我慢していた中から本当の自分が出てきたみたいな感じです。
時間があれば横になりたいと思ってたのも、今はすきまの時間にあれをやろう!これをやろう!という気になれるんです。
┃これからもこの仕事を続けたい
悩んでいた時はとにかく目の前の症状に対処するのに必死だったため、今元気になったからこそあの時は無理していたのかもしれないと気づいたと語る久保田さん。
今まで気力を頼りにしがちだったのと、年齢もあって、山登りとか、体力が必要なお仕事は断ることもあったんです。
でも最近は富士山のご来光や屋久杉を見に行きたいなって思い始めたりして。
今、毎日がすごく楽しいって思います。
▲愛犬そいちゃんとのお散歩を元気に楽しむ久保田さん
元気になったら、健康のためにもいつか水泳を初めてみたいと思ってたんです。
ところがびっくりなことに、もう2ヶ月目くらいからなんとなくやる気が出てプールに通い始めちゃって!
予定が空いてる時は少しの時間しか取れなくても、プールに行って歩いたり泳いだりしてます。
喝を入れて頑張ろうとしていた仕事も、最近は自然に「頑張りたい」「全力を尽くしたい」と思えるようになりました。
先日ファンの方から、私の出ているドラマの役名で声をかけていただき、「毎週の放送を楽しみにしてます!」と言ってくださった方がいたんです。
そう言ってもらえるように頑張る、というのはおこがましいかもしれないですけど、でも私が好きでやってる仕事で、何か感じてくれている方がいるのは良いなって思って。
改めて、俳優として頑張ってきて良かったと感じました。
ずっと憧れていたテレビに出られているこの仕事は、私にとっては生きがいでもあります。
これからもずっと仕事を続けるためにも、私自身が元気でいることは、一番大事なことだと思ってます。
幼い頃、忙しい両親に代わって自分を元気づけてくれたテレビの中の人のように、自分も誰かを元気にすることができたら嬉しいと笑顔で話す久保田さん。まさに久保田さんにとって俳優というお仕事は天職のようだ。
更年期というつらい期間を乗り越えた今、大好きな仕事をずっと続けていくことが、自分の一番の目標なのだと語ってくれた。
久保田 磨希 (くぼたまき)
1973年、京都府生まれ。大阪芸術大学卒。ドラマ『大奥』シリーズで奥女中の浦尾役を演じ、「美味でございますぅ~」の印象的なセリフ回しで一躍人気に。以降、個性派女優として主に『アタック№1』、『てっぱん』、『まんぷく』、『舞いあがれ!』、大河ドラマ『花燃ゆ』、映画『夜明けのすべて』『あまろっく』などに出演。近作では、『続・続・最後から二番目の恋』、『ロンダリング』などのほか、2026年3月からのミュージカル『メリー・ポピンズ』の出演も控えている。